Healthcare Starup Life

米国を中心としたヘルスケアスタートアップ関連の話題について、メディア記事をベースに備忘録的に書きます

ヘルスケアスタートアップのグローバル市場での資金調達のトレンド

2014年のヘルスケアスタートアップの資金調達額は70億ドルであったのが、2015年は(まだ終わってないが)58億ドルとなっており、ディール数も561件から477件に減少とのこと。

 

背景としてはミッドステージの資金調達件数が減少したことが挙げられているが、1ディールあたりの平均調達額はミッドステージ、レイトステージでは上昇しており、市場全体がmatureになってきているとコメントされている。(アーリーステージの1ディールあたり調達額は変わらず)

 

アクティブな投資家として、トップは10件のディールを行ったGE Venturesがランクイン。その後、Google venturesやkhosla ventures、NEAなどが並ぶが、中国のTencentが8件のディールで5位に食い込んでいる。

 

アクティブな分野としては、患者・コンシューマーエクスペリエンス分野がトップで13億ドル(111件)、ウエルネス分野が12億ドル(54件)、ワークフロー分野が6億ドル(79件)と続く。

 

アメリカ以外のディールを見てみると、中国、インドで比較的大規模な資金調達が行われている。例えば中国では、患者用の診察予約システムや医療機関用のデータベースなどを運営するGuahaoが今年9月に394百万ドルをゴールドマンサックスやテンセントから資金調達している他、インドではオンラインでの医師検索サービスを提供しているPractoがテンセントをリードインベスターに今年8月に90百万ドルを資金調達している(同社は2月にも30百万ドルを調達)。

 

 

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